江蘇省
jiang su sheng
名称:孫権墓

・所在地:江蘇省南京市玄武区明陵神道

解説呉国の皇帝孫権の墓。現在、紫金山の孝陵(朱元璋の陵墓)の参道の脇に孫権墓の石碑がある。朱元璋は自分の陵墓を早くから紫金山に建設していたが、参道にある孫権の墓を撤去するように提案した部下に対して孫権に墓守をさせてやろうとその墓を残したと言われている。

・コメント:孫権墓は明孝陵景区内(明の太祖朱元璋と后妃の陵墓)にあり、周辺には神道、梅花山、紫霞湖など名所が多数ある。私は孫権墓のみを見たいがために高い入場チケットを購入。

アクセス方法市バス遊3の観光ミニバスに乗り、「明孝陵」で下車。

・訪問日:2007年1月
名称:試剣石

・所在地:江蘇省鎮江市京口区東呉路

解説劉備と孫権が互いに心中の念願を込め石に剣を振り下ろしたところ見事に石が十字に割れたと言われる。

・コメント:
北固山公園入ってすぐの場所に試剣石があるが残念ながら十文字には切れていない…

アクセス方法市バス4路に乗り、甘露寺で下車。

・訪問日:2006年8月

名称:甘露寺

・所在地:江蘇省鎮江市京口区東呉路

解説孫尚香(孫権の妹)が劉備とお見合いをしたというのがここ甘露寺である。しかし、この会見には周瑜が企む恐ろしい謀略が。

・コメント:
ここ甘露寺は小さな寺である。中には演義の情景を再現した蝋人形が多数あるが出来はあまり良くない。

アクセス方法駅から市バス4路に乗り、「甘露寺」で下車。

・訪問日:2006年8月


【甘露寺】

【劉備、呉国太との会見シーン】
名称:狠石(こんせき)&祭江亭

・所在地:江蘇省鎮江市京口区東呉路

解説曹軍100万の軍勢が南下する…その報せに孫権がこの石に座って劉備とともに曹操を破る策を論じた場所とされる。
祭江亭は呉に帰って来た孫夫人が劉備の死の報せを聞いて、長江に投身自殺をした所であるという。

・コメント:
よくあるよね、このような羊を象った岩。頭がつるつるになっていた。ここを訪れた大勢の観光客が頭をむやみやたらに触ったのだろう。可哀そうに…

アクセス方法北固山公園内

・訪問日:2006年8月


【祭江亭】

狠石(こんせき)】
名称:鎮江魯粛墓

・所在地:江蘇省鎮江市京口区東呉路

解説魯粛墓(大陸に数々存在する中の一つ)。
もともと別の所にあったらしいがこの北固山を中心に一大三国名所を作ろうとのことで、1993年に新たにこの地に墓を作った。
また、北固山公園より南にある鎮江第一中学校の敷地内にも魯粛墓跡がある。以前はここも魯粛の墓があったらしいが学校の変革とともに次第に墓も埋没し、1993年に移転となった。しかし、郷土愛などの観点からここにも遺跡としての石碑を建立した。

・コメント:魯粛墓を発見してテンションがハイになっていた私は脱帽をせず、肘を墓碑にかけて撮影するなど非常にお粗末な行動をとってしまった。
三国志ファンの皆様、ごめんなさい。

アクセス方法北固山公園内

・訪問日:2006年8月


【北固山公園内にある魯粛墓】

【鎮江第一中学校内にある魯粛墓跡】
名称:太史慈墓

・所在地:江蘇省鎮江市京口区東呉路

解説合肥で魏将張遼と合戦中に矢を受け、その傷がもとで建安11年(206年)に没する。孫権がその勇を惜しみ、ここ北固山の下に太史慈の亡骸を葬ったされる。(演義)
一方、『三国志』太史慈伝によると彼は南方の統治に任せられ、赤壁の戦い以前の206年に死去しているという。

・コメント:
三国志遺跡の旅を開始してまだ日が浅いうちに訪れたため、遺跡到達後の感動は相当なものであった。私の三国志遺跡の旅はここ鎮江から始まったのである。

アクセス方法北固山公園内

・訪問日:2006年8月

名称:高陵

・所在地:
江蘇省丹陽市司徒鎮大墳村

解説高陵とはすなわち孫堅(孫策/孫権の父)の墓。
袁術の命令の下、荊州の劉表を攻めたが黄祖(劉表配下)により射殺され、この地に埋葬された。

・コメント:訪問時の天気概況は晴天で気温30度前後。
まっすぐに延びる農道をひたすら歩くこと30分以上、とにかくものすごく歩いた。墓碑の後ろには大きな塚があり、さすが孫策/孫権の親父だけあります。

アクセス方法丹陽火車站から司徒鎮行きのバスに乗車。譚巷で途中下車して、3キロ程北上する。

・訪問日:2007年8月

名称:陳淋墓

・所在地:江蘇省塩城市塩都県大縦湖旅游度假区

解説:建安の七子の一人である陳淋の墓。建安の七子とは曹操父子の幕末に加わった文学者や当時名の高かった人物七人を呼ぶ。陳淋以外には、王サンや孔融も七子の一人である。

・コメント:
この風景区はとてものんびりした所にある。上海市より片道4時間半の道のりで、さらに日帰りを試みたので少々ハードな旅でした。

アクセス方法上海から長距離バスに乗り、4時間半かけて大縦湖へ。下車後、三輪タクに乗り、大縦湖旅游度假区へ。

・訪問日:2008年6月

名称:凌統墓跡

・所在地:江蘇省江陰市青陽鎮悟空橋村

・コメント:
現存する墓跡は2本の柱のみである。柱やその周辺に何か凌統に関する事が彫られているかと探してみたが何もなかった。この2本の柱だけではテンションが上がらなかった。

アクセス方法上海より江蘇省江陰へ。到着後バスターミナルに向い青陽行き、又は青陽経由無錫行きに乗る。
青陽鎮到着後は悟空寺を目印にし、凌統墓跡は寺より西方のところにある。

・訪問日:2009年2月

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